場所 | 新潟県糸魚川市 |
年月日 | 2019年11月9日 日帰り |
天候 | 晴 |
山行種類 | 籔山 |
交通手段 | マイカー |
駐車場 | 県道入口の路側に駐車 |
登山道の有無 | 無し |
籔の有無 | 尾根取付から山頂まで藪。特に814m峰より先で灌木藪が深い |
危険個所の有無 | 無し |
山頂の展望 | 南側が少しだけ開ける |
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コメント | 糸魚川市内の地形図記載の山で最後の難関峰に挑戦。水量が少ない晩秋に西飛山ダム経由で往復。ダムまでの県道は崩落のためシャルマン火打スキー場分岐で車止めあり。大規模な崩落個所が2箇所あり車両は通行不能だが徒歩なら可能。ダムは全開状態で何年も貯水しておらず湖底を歩けるがタジマ川を渡るのに長靴必携。逆に言えば水量の少ない晩秋は長靴で渡れる程度の水量。当初は標高590mまでタジマ川を遡上しようとしたが長靴では滑りやすそうで水没しそうな場所があり、途中から大規模な地滑り跡を登った。814m峰までは藪はそれほど濃くはないが、その先は灌木が濃くなる。尾根上には刃物跡が点在し、昔は道があった可能性があるが道形はほぼ消えている。目印も皆無。三角点は御殿山最高点より僅かに南に下った場所にあった。目印、標識皆無。 |
スキー場手前の県道分岐。車止めは施錠された鎖で繋がれている | 県道分岐前に駐車 |
火打山北面はもう白い | 僅かに湯気が出る焼山 |
道路は補修の形跡あり | 2輪の轍がある |
中央が目的の尾根 | 2番目の車止め。これは置いてあるだけ |
行く手に斜面崩壊場所が | 最初の崩壊箇所。迂回路ができているがそちらも崩壊 |
崩れた後に手を入れた形跡あり | 崩壊箇所手前の大岩壁。落石注意 |
崩壊箇所は重機で削ったのだろう | やっと西飛山ダムが見えた |
第二の崩壊箇所。最初は深さ2,3mの滝壺 | 滝壺をよじ登ると補修された車道 |
でも路肩は崩れ土砂押し出し、落石で車の通行は不能 | 地形図でつづら折れの場所は地滑り地帯 |
霜が降りている | ようやくダムが近付いた |
ダム左岸の碑。西飛山ダムではなく「飛山堰堤(ダム)」が正確な名称 | 通行止めのトラロープが下がる |
ダム上流側に水は無い。周囲の植生で長年貯水していないのは確か | 対岸の工事慰霊碑と工事業者の碑 |
慰霊碑前から湖底に下る階段あり | 泥の上には人間の足跡あり |
着地点は流れが洗っているので斜面を迂回 | ダム湖底では水量多く長靴では水没だろう |
右岸の岩壁上を上流へ | ダムを振り返る。岩壁上の藪を下ってきた |
ダム遠景 | 気温はほぼ0℃だがまだ沢に氷は無かった |
目的の尾根末端 | タジマ沢を遡上開始 |
場所を選べば長靴で渡渉可能 | 倒木が流れを塞ぐ。倒木で右岸へ |
倒木は左岸側の地滑りが原因 | 地滑りで小さな堰き止め湖ができていた |
堰き止め湖を高巻き。地滑りで藪が消えて歩きやすい | 左岸を高巻き中 |
再びタジマ沢に下りる | ここは両岸とも滑りやすそうで遡上を断念。斜面へ |
ここを登り始めた | 左岸は広範囲で崩れて大規模な地滑りが発生 |
今でも茶色く濁った水が出ていて不気味 | 地滑りのおかげで藪が無く快適に高度を上げる |
対岸は切り立った崖 | 地滑り上端。思ったより藪は薄そう |
標高650m付近で小尾根に乗る | 予想よりは藪は薄い。これなら最初から尾根歩きで良かったかも |
標高710m付近。椿のような低い照葉樹の藪 | 標高780m付近 |
標高814m峰。ここから藪が深くなる | 814m峰の先の痩せ尾根でトラロープ発見! |
810m鞍部付近の刃物跡。あちこちで散見された | 830m峰西の肩。灌木藪が深い |
830m峰西の肩から東を見る。笹は薄いが灌木が面倒 | 標高820m付近 |
標高840m付近。また照葉樹が邪魔をする | 標高890m付近。これまた照葉樹の藪 |
御殿山山頂。山頂標識、目印の類は皆無 | 最高点南に下がった場所に三角点あり |
御殿山から見た不動山 | 御殿山から見た火打山方面 |
超久しぶりにテープを残す | 山頂近くで紛失したナタを発見(一度も出番は無かった) |
クロ沢上流部の大地滑り。この付近は地滑りしやすい地質らしい | 下山時の814m峰。ここからやっとマジな藪から解放される |
標高800m付近。笹があっても薄い | 標高660m付近でブナに名前の刻印を発見 |
名前が掘られたブナは立派 | 標高630m付近。道の跡か? |
標高600m付近のブナ合体。片方は枯れている | 標高580m付近 |
標高560m付近から見た西飛山ダム | 木を掴んだら棘だらけのタラノ木だった |
標高510m付近の大きな倒木。もう尾根末端は近いが藪が濃くなった | タジマ川側に下ることに |
崖のような急斜面を下ってきた | タジマ川に到着 |
長靴に履き替える。このまま車まで歩いた | ダム手前の岩壁で上を目指す |
日当たりがいいからか、藪は深い | 根曲がり竹は厄介 |
往路で下った階段に出た | ダム堰堤上 |
ダム下流の放水路 | ダムから能生川下流を見る |
ダムからクロ沢を見ている | 左岸から西飛山ダム全景 |
復路も崩壊箇所を越えていく | 県道から見た御殿山 |
最初の崩壊箇所 | 最初の崩壊箇所手前の大岩壁 |
第二の車止め | 能生川対岸の滝 |
県道分岐到着。今日は長時間の藪漕ぎで疲れた! |